SON HOUSE SHOW 1973.3.12

めんたいロックのリヴィング・レジェンド、柴山俊之、鮎川誠等で結成された

サンハウスのニューアルバム?が発表された。

今までの未発表ライヴは貴重度重視で音質面では

正直厳しいものが多かった。

SEまで収録されている事からこの音源はライヴアルバムを

想定して録音されたものと考えられる。

収録年度を考えれば音質はすこぶる良い。

こんなお宝が残っていたとは正直、驚いた。

メンバーは、ドラムの浦田賢一以外はレコード・デビュー

時と同じ五人。

個人的には、鬼平を上回るくらい好きなドラマーなので

全く問題はない。

セットリストは、ブルースやロックンロールの定番曲の

カヴァーとオリジナル曲が半々くらいの割り合い。

オリジナル曲もその後にレコーディングされたテイクとは

アレンジが違っていたりして興味深い。

アルバム未収録曲の「エンジェル」のメロディーが

ほぼ「天国への階段」、「毎日トラブルがやって来る」が

「ハレルヤ、アイ・ラブ・ハー・ソー」だったりするのもご愛嬌。

「ジョニーB・グッド」なんてベタな選曲もこの時期ならでは。

メンバー自身がインタビューで語っていたのを見た事があるが

このライヴの熱量をスタジオ・アルバムにそのまま持ち込め

なかった事がサンハウスの正当な評価を遅らせた大きな

要因だと思う。

サンハウスを知るならオリジナル・アルバムや再結成ライヴを

収録した「クレイジー・ダイヤモンズ」、近年に発売された

ライヴDVDなどの方が購入するのは先だと思うが、もっと

知りたい(特に初期)と思ったら必須のアイテムに

なっていくのは間違いない逸品。